📊 データ分析

ロト7の削除法「11手法で✕3個以上を外す」は効いていませんでした|249回で測り直して分かったこと

2026年10月1日 / ロトボット編集部

この記事の読み方
  1. まず「でたらめに数字を選んだらどうなるか」を計算します
  2. つぎに、実際の当せん番号と比べます
  3. 差が「普通のブレ」の中かどうかを見ます

ロト7の数字えらび盤には、「削除法」という考え方が入っています。

いくつかの見方で「この数字は出にくそう」と判定して、候補から外していく方法です。

これまで私たちは、11個の見方のうち、3つ以上で「外す」と判定された数字を外すというやり方を使っていました。

このやり方を、実際の当せん番号で測り直しました。結論を先に書きます。

効いていませんでした。お詫びして、やり方を変えました。

測り方:その回より前のデータだけで決める

測り方は、こうです。

第448回から第696回までの249回について、それぞれ「その回より前のデータだけ」で外す数字を決めます。未来の結果は見ません。

そして、残した数字の中に、本物の当せん数字が何個入っていたかを数えました。

比べる相手は「同じ個数を、でたらめに残した場合」です。でたらめに選んでも、残した数に比例して当たる数字は入ります。その計算値と比べます。

残した25.1個に入った当せん数字(1回あたり)
実測 4.75個 / でたらめ 4.75個
249回の平均。0.999倍=まったく同じでした

公平な抽せん機で同じ249回をやり直すシミュレーションを3,000回しました。実測以上になったのは10回中5回。つまり、ごくふつうの結果です。

外した数字を、わざわざ選ぶ意味がなかった、ということになります。

なぜ効かなかったのか:全員が1票だった

11個の見方を、手法ごとに測りました。

見るのは「その見方が外すと言った数字が、実際に当せんした割合」です。でたらめなら、どの数字も約18.9%(7÷37)で出ます。これを1とします。

1より小さければ、外して正解が多かったことになります。第201回から第696回の496回で測りました。

見方前半後半全体
⑫ 合計値0.830.860.85
⑥ 集中回・分散回0.890.880.89
⑩ 連番ペア0.980.980.98
① ホット30回0.990.970.98
② トレンド10回1.021.071.04
⑪ 奇数偶数比0.941.110.97

前半=第201〜447回、後半=第448〜696回。数字が小さいほど「外して正解」だった見方です。

見てのとおり、見方によって差があります。合計値と集中回・分散回は、でたらめより少し良く見えます。

いっぽう、トレンド10回は、1より大きい=外すと逆に損でした。奇数偶数比は、前半は良かったのに、後半で逆転しました。

ところが、旧ルールは11個すべてを同じ1票として数えていました。

良い見方も、損な見方も、同じ重さ。これでは3票そろっても、良い見方の力が薄まってしまいます。

🔍 もう少し詳しく知りたい方へ

「でたらめなら約18.9%」は、7個÷37個です。表の数字は、「見方が外すと言った数字が当せんした回数」÷「外すと言った数字の延べ個数」を、18.9%で割ったものです。

手法⑦(ハイ&ロー)は、496回のあいだ一度も「外す」と言いませんでした。測る材料がないので、表から省きました。

この段落は読み飛ばしても、記事の内容は通じます。

新しい残し方に変えた

そこで、残し方を変えました。

うまく働いていた5つの見方(合計値・集中回と分散回・ガチ25・ホット30回・連番ペア)だけを使います。そして、5つのうち1つでも「外す」と言った数字は外します。

誰も外すと言わなかった数字だけ残すやり方です。残るのは平均13.6個。第696回の予想では13個でした。

同じ249回で測ると、こうなりました。

やり方残した数当せんが入ったでたらめなら
旧:11手法で✕3個以上を外す25.1個4.75個4.75個
新:5手法で✕1個以上を外す13.6個2.71個2.57個

新しいほうは、でたらめより0.14個ぶん多く入っています。比にすると1.054倍です。

これは、公平な抽せん機で同じことをやり直しても30回に1回くらいしか出ない差です。

それでも「効いた」とは言えない

ここで喜んではいけません。理由は3つあります。

①この残し方は、同じデータを見ながら選んだものです。候補を7通りためして、いちばん良かったのが今のやり方でした。7回くじを引けば、30回に1回の珍しい結果が1回は出やすくなります。

②差は0.14個です。1回の抽せんで見れば、ほとんど分かりません。

③残る数字が13個と少ないので、本物の当せん数字7個がぜんぶ入った回は、249回で0回でした。

ですので、私たちが言えるのは「測って効かないと分かった見方を、合議から外した」ところまでです。

「当たりやすくなる」とは言えません。ロト7は公平な抽せんです。

この検証で変えたこと

これからも、新しい回のデータが増えたら、同じ測り方で確かめ直す予定です。効かなくなった見方があれば、また外します。

それでも削除法を使っていい

こう書くと、削除法は意味がないように聞こえるかもしれません。でも、使い道はあります。

数字を絞る作業そのものは、候補を決めるときの手がかりになります。「どの数字から選ぼうか」と迷う時間が減ります。

気をつけたいのは、「絞ったから当たりやすい」と思って、口数を増やすことだけです。

条件を決めて数字を絞る道具を無料で使えます

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まとめ
  1. 旧ルール(11手法で✕3個以上を外す)は、249回で0.999倍。でたらめと同じでした
  2. 原因は、良い見方も損な見方も同じ1票で数えていたことです
  3. 合計値と集中回・分散回は、でたらめより少し良く見えました(0.85・0.89)
  4. トレンド10回は外すと損(1.04)。奇数偶数比は後半で逆転しました
  5. 新ルール(5手法で✕1個以上を外す)は1.054倍。30回に1回くらいの差です
  6. ⚠️ 7通りためした中の1つなので、効いたとは言えません。当せん確率が上がる効果は確認できていません
ロト7は公平な抽選であり、すべての組み合わせに等しく当選する可能性があります(1等の当選確率は約1/10,295,472)。この記事は過去の抽選データを用いた検証の記録であり、将来の当選を保証するものでも、特定の数字・組み合わせの当選確率が高いことを示すものでもありません。旧ルール・新ルールの成績は、第448回から第696回(2026年9月25日抽せん)までの249回について、各回より前のデータだけで外す数字を決めて測った実測値です。新ルールは同じデータを見て候補7通りから選んだものであり、偶然の範囲です。宝くじは余裕資金の範囲で楽しみましょう。