攻略・データ分析

ホットナンバーはなぜ「直近30回で20個」なのか|15通り試して決めた話

2026年8月13日 / 全689回のデータで15通りを比較

ロトボットの予想は、37個の数字を25個に絞ってから作っています。

その絞り込みに使っている考え方のひとつがホットナンバー——最近よく出ている数字です。

ロトボットでは「直近30回でよく出た上位20個」を使っています。

ここで当然の疑問が出ます。

なぜ30回なのか。なぜ20個なのか。

50回でも100回でもいいはずです。15個でも25個でもいいはずです。

答えは「全部試して測ったから」です。その中身を全部お見せします。

この記事でわかること

・窓の長さを5通り試した結果
・短すぎるとダメになる、はっきりした理由
・長すぎてもダメになる、別の理由
・個数を3通り試した結果と、その差をどう受け止めるべきか

先にお伝えしておきます

この記事は「当たりやすさを上げる設定を見つけた話」ではありません

別の記事で検証したとおり、ホットナンバーに当選確率を高める効果は確認できていません。直近30回の上位20個に当選7個のうち何個入るかは、平均3.84個。でたらめに20個選んだときの3.78個とほぼ同じです。

この記事は「効果がないなりに、どう決めたのか」を全部見せる記事です。

実験1:窓の長さを5通り試した

「直近何回ぶんを見るか」だけを変えて、あとはアプリとまったく同じ手順で25個まで絞り込みます。

そして当選7個が25個の中に全部入った回数を数えました。

直近何回を見るか7個全部入った回数
10回19回
20回31回
30回37回
50回31回
100回28回

第101回〜第689回の589回で集計。100回ぶんの窓と公平に比べるため、101回目から数えています。でたらめに25個選んだ場合の平均は27.5回です。

30回がいちばん良い結果でした。

でも、注目してほしいのはいちばん上です。

直近10回だけを見た場合
19回
でたらめに選んだときの平均27.5回より、はっきり少ない

短くすればするほど「最新の勢い」を拾えそうなのに、逆にでたらめより悪くなりました

ここには、はっきりした理由がありました。

なぜ短すぎるとダメなのか:順位がつけられなくなる

直近10回で引かれる数字は、10回 × 7個 = 70個です。

これを37種類に分けると、1つあたり平均2回弱。つまりほとんどの数字が「0回・1回・2回・3回」のどれかになります。

そうすると何が起きるか。

同じ回数の数字がずらっと並んで、順位がつけられなくなるのです。

実際に数えました。上位20個を選ぶとき、ちょうど20位のところに何個の数字が同点で並ぶかの平均です。

直近何回を見るか20位に同点で並ぶ数字
10回12.0個
20回9.6個
30回7.7個
50回6.0個
100回4.7個

直近10回だと、37個のうち12個が同点で並びます。

この中から「20位以内に入る数字」を選ぶのは、もうくじ引きと変わりません

「よく出ている数字を選ぶ」つもりが、実際には順番がほとんど決まっていないのです。

窓が短いほど成績が悪かったのは、これが理由だと考えています。

なぜ長すぎてもダメなのか:別の指標と同じものになる

逆に100回まで広げると、今度は28回——でたらめの27.5回とほぼ同じでした。

理由は別のところにあります。

ロトボットは絞り込みに、ホットナンバー以外の考え方も使っています。そのひとつが「全期間でめったに出ていない数字を外す」というものです。

窓を100回、200回と広げていくと、ホットナンバーはこの「全期間の出方」に近づいていきます

2つの指標が同じことを言い始めるので、足し合わせても新しい情報が増えません。

つまり30回前後というのは

短すぎない——順位がちゃんとつく
長すぎない——全期間の指標とは別のことを見ている

その両方を満たす範囲、ということになります。

実験2:個数を3通り試した

窓を30回に固定して、今度は選ぶ個数を変えました。

選ぶ個数7個全部入った回数
15個30回
20個37回
25個33回

20個がいちばんでした。

考え方は窓のときと同じです。20個は37個のちょうど半分あたりにあたります。

10個まで絞ると、他の考え方より影響が強くなりすぎます。逆に30個まで広げると、ほとんどの数字が「ホット」になってしまい、絞り込む意味がなくなります。

ここは正直に書きます

いい結果が出た数字を並べてきましたが、大事な注意点が2つあります。

① 37回という数字は、普通のブレの範囲です

でたらめに25個選んだときの平均は27.5回でした。

ただしこれは毎回ぴったり27.5回になるわけではありません。同じことをやり直せば、だいたい22回から33回くらいのあいだでぶれます

30回・20個の結果は37回。このブレ幅を、わずかに超えた程度です。

「明らかに良い」と言い切れる差ではありません。

② 15通り試して、いちばん良かったものを選んでいます

窓5通り × 個数3通りで、合計15通りを測りました。

15回くじを引いて一番いい目を選べば、それなりに良い数字が出るのは当たり前です。

選んだから良く見えている——この面は、どうしても残ります。

🔍 もう少し詳しく知りたい方へ

統計では、これを「過学習(オーバーフィッティング)」と呼びます。多くの設定を試して最良を選ぶと、その設定は「たまたまこのデータに合っていただけ」の可能性が高くなります。サイトの他のページでは649回で1.32倍と記載していますが、この記事では窓100回と公平に比べるため第101回以降の589回で統一しているため、数字が少し異なります。

では、何のためにあるのか

ここまで読んで「意味がないのでは」と思われたかもしれません。

私の考えはこうです。

ロト7は37個から7個を選びます。組み合わせは約1,030万通り。この中から何を買うか、何の手がかりもなく決めるのは大変です

ホットナンバーは、当たりやすさを上げる道具ではなく、選ぶ手がかりを作る道具です。

ただ、手がかりを作るならせめて中身のある手がかりにしたい。だから——

30回・20個にした理由(まとめ)

・順位がちゃんとつく長さを選ぶ(30回)
・他の指標と別のことを見る長さを選ぶ(30回)
・絞りすぎず広げすぎない個数を選ぶ(20個)
・そしてその根拠と限界を、この記事のように数字ごと公開する

「なんとなく30回」との違いは、そこだと思っています。

絞り込みの根拠を全部見せている予想アプリを無料で使えます

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まとめ
  1. ホットナンバーは「直近30回でよく出た上位20個」です
  2. 窓を10回まで短くすると、37個中12個が同点で並び、順位が事実上つけられません
  3. 窓を100回まで長くすると、全期間の指標と同じものを見ることになります
  4. 30回・20個は15通り試した中で最も成績が良かった組み合わせです
  5. ただしその差は普通のブレの範囲で、「差がある」とは言えません
  6. ホットナンバーに当選確率を高める効果は確認できていません。選ぶ手がかりを作る道具です
ロト7は公平な抽選であり、すべての組み合わせに等しく当選する可能性があります(1等の当選確率は約1/10,295,472)。この記事は過去の抽選データを用いた検証の記録であり、将来の当選を保証するものでも、特定の数字・組み合わせの当選確率が高いことを示すものでもありません。記事中で紹介した設定に当選確率を高める効果は確認できておらず、掲載した差はいずれも統計上の誤差の範囲です。数値は第1回から第689回(2026年8月7日抽選)までのデータにもとづく実測値です。宝くじは余裕資金の範囲で楽しみましょう。