ロト7の1等が当たる確率は、およそ1,000万通りに1つです。
とても小さな数字ですよね。それなのに「当せん者が出ました」という話は、しょっちゅう耳にします。
数字が合っていないのでは、と思ったことはありませんか。
実際のデータで確かめてみました。
・ロト7の1等は、実は2回に1回しか出ていないこと
・毎週どれくらいの口数が買われているのか
・確率と実際の当せん口数が、きちんと合っていること
・それでも「毎週当たっている」と感じてしまう理由
ロト7が始まってから第687回まで、全部で687回の抽選がありました。
このうち1等が出なかった回を数えてみます。
直近1年(52回)だけで見ても、24回は1等ゼロでした。
「毎週だれか当たっている」というのは、実は思いこみだったわけです。
では、出た回の当せん者はどこから来るのでしょうか。
ここが大事なところです。1,000万分の1というのは、1口買ったときの確率です。
たくさんの口数が買われれば、そのぶん当たりも出てきます。
ざっくり言えば、1,000万口買われれば平均して1口くらい当たる、という計算になります。
宝くじで公表されているのは口数で、人数ではありません。
ひとりで10口買って当たれば、10口ぶんの当せんになります。
この記事の数字もすべて口数です。実際に当たった人の数は、これより少なくなります。
売れた口数は公表されていません。でも、実は計算で分かります。
使うのは6等の当せん口数です。
6等(本数字3個+ボーナス数字1個)が当たる確率は、約42通りに1つ。これは組み合わせを数えれば正確に出ます。
ということは「6等の当せん口数 × 42」が、だいたいの販売口数になります。
やってみると、こうなりました。
推定した売上に対して、当せん金がどれくらい払われたかを計算してみます。
出た答えは45.1%でした。
宝くじは法律で、売上のおよそ45%を当せん金にすると決まっています。ぴったり合います。
同じやり方でロト6は45.2%、ミニロトは44.8%。3つとも合うので、この逆算は信用してよさそうです。
740万口を1,000万通りで割ると0.72になります。
これが「1回あたりに出るはずの1等の口数」です。
実際の記録と比べてみましょう。
| 計算上こうなるはず | 実際の記録 | |
|---|---|---|
| 1回に出る1等の口数 | 0.72口 | 0.70口 |
| 1等が出ない回の割合 | 49.1% | 51.4% |
| 出た回の平均口数 | 1.42口 | 1.44口 |
ほぼぴったり合っています。
確率と、買われている口数と、実際の当せん口数。この3つに矛盾はありません。
理由は3つありそうです。
1等ばかり見ていると気づきませんが、ロト7には6等まであります。
直近1年の平均を見てみましょう。
| 等級 | 1回の当せん口数 | 1口あたり |
|---|---|---|
| 1等 | 0.8口 | 約6億5千万円 |
| 2等 | 9口 | 約900万円 |
| 3等 | 135口 | 約54万円 |
| 4等 | 6,344口 | 約6,600円 |
| 5等 | 約9万8千口 | 約1,400円 |
| 6等 | 約16万5千口 | 約1,000円 |
合計すると、毎回およそ27万口が何かしら当たっています。
「当せん者が出た」という話には、この当せんも含まれています。
ロト6は月曜と木曜の週2回。1回あたりの1等は平均1.9口です。
週で見ると約4口。ロト7よりずっと当たりが目立ちます。
ロト7とロト6を混ぜて覚えていると、「毎週だれか当たっている」という印象になります。
1等が出た回は話題になります。出なかった回は、誰も記事にしません。
キャリーオーバーの話が出てくるのは、むしろ1等が出なかった証拠です。
計算していて、ひとつ面白いことに気づきました。
740万口も買われているのに、1,000万通りのうち埋まっているのは半分ほどなのです。
なぜかというと、同じ数字を選ぶ人がたくさんいるからです。買い目がダブっています。
誕生日や記念日、連番、マークシートの記入例。みんな似たようなところを選びます。
その結果、誰も買っていない組み合わせが半分も残ります。
「空いている組み合わせを買えば当たりやすい」ということではありません。
どの組み合わせも、当たる確率はまったく同じです。
変わるのは当たったときに何口で分けるかだけです。
人気の数字で当たると、大勢との山分けになります。
実際にロト7では、マークシートの記入例どおりに買った人がそろって2等になり、868口で分け合った回がありました。
ロトボットの予想アプリには、この話に関係する機能が2つあります。
ひとつは「相乗り回避」。人気の数字が重なりにくい組み合わせを選びます。
もちろん当せん確率は変わりません。当たったときに分け合う口数が少なくなりやすい組み合わせを選ぶ機能です。実際に減らせるのは平均およそ2〜3%です。
もうひとつは統計タブの「当たったら何人で分ける?」。これまでに1等が出た回、それぞれ何口で分け合ったのかを実測でまとめています。
相乗り回避と「何人で分ける?」を無料で使えます
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