攻略・データ分析

マークシートの記入例で2等が868人|ロト7で本当にあった「山分け」の話

2026年7月29日 / 全687回の当せん実績で検証

ロト7の賞金は、上の等級ほど高くなります。当たり前のことですよね。

ところが2等より3等のほうが高かった回が、過去に2回あります。

そして2回とも、原因がはっきりしています。しかも、けっこう身近なところに理由がありました。

この記事でわかること

・2等の賞金が3等を下回った2回のこと
・そのうち1回は「マークシートの裏」が原因だったこと
・もう1回は「よく出ている数字」の紹介ページが原因だったこと
・当たりやすさと「取り分」は、まったく別の話だということ

1回目:第605回(2024年12月13日)

まず、この回の当せん番号です。

2
8
15
26
28
31
32
B19
B24
第605回の当せん番号(色つきの意味はあとで出てきます)

配当はこうなりました。

等級当せん口数1口あたり
1等2口約1億7,800万円
2等868口6万6,200円
3等132口60万9,900円
4等5,516口8,500円
5等81,272口1,400円
6等143,908口900円

2等が6万6,200円、3等が60万9,900円。3等のほうが約9倍も高くなっています。

第605回の2等の当せん口数
868口
ロト7の2等は、ふだん平均12口ほど
この回はその約74倍の人が2等に当たりました。

原因はマークシートの裏に印刷されていた

なぜ、2等だけこんなに当たった人が多かったのでしょうか。

理由は、売り場でもらうマークシートの裏に印刷されている「記入例」にありました。

そこに書かれていた数字が、これです。

2
8
15
19
26
28
31
マークシートに書かれていた記入例の数字

当せん番号と見比べてみてください。

記入例の7個のうち、2・8・15・26・28・31の6個が本数字と一致しました。

そして残るひとつ、19がボーナス数字でした。

ロト7の2等は「本数字6個+ボーナス数字1個」です。つまり、記入例のとおりに書いた人は、そろって2等になりました。

当せん本数字のうち、記入例に入っていなかったのは32だけ。1個ちがいで1等を逃した、とも言えます。

なぜ大勢が同じ数字を書いたのか

マークシートの記入例は、書き方が分からない人がまず目にするものです。
「とりあえず例のとおりに」と塗った人が、日本中に何百人もいたということになります。

2回目:第273回(2018年7月13日)

もう1回の逆転は、2018年に起きています。

等級当せん口数1口あたり
1等2口約1億6,300万円
2等396口13万1,500円
3等190口38万3,700円
第273回の当せん番号:13・15・21・23・26・32・34/ボーナス 5・9

このときは、ある銀行のサイトに載っていた「よく出ている数字」9個が原因と見られています。

紹介されていたのは9・13・15・21・23・24・26・31・34の9個。

このうち6個が本数字(13・15・21・23・26・34)に入り、さらに9がボーナスに入りました。

この9個から7個を選ぶ方法は36通りあります。そのうち2等になる選び方は、たった1通りでした。

その1通りを選んだ人が、396人もいたということです。

2回に共通していること

この2回は、原因がちがうようで同じです。

どちらも大勢が同じところを見て、同じ数字を選んでいた。それだけです。

片方は公式のマークシート、もう片方は銀行のサイト。どちらも「多くの人の目に触れる場所に、具体的な数字が並んでいた」という点が共通しています。

当たりやすさは変わりません。変わるのは「取り分」です

ここが、いちばん大事なところです。

どの数字を選んでも、当たる確率は同じです。ロト7で1等が当たる確率は約1,029万分の1で、これは何を選んでも変わりません。

記入例の数字を書いた人たちも、確率の面では損をしていません。ちゃんと2等を当てています。

変わったのは当たったあとに何人で分けたか、それだけです。

賞金が変わるしくみ

ロトの賞金は、売上から等級ごとに決まった総額が用意され、それを当せん者で分けます。

だから当たった人が増えるほど、ひとりの取り分は減ります。

ロト7の2等はこれまで平均約1,080万円。第605回の6万6,200円は2等の歴代最低額です。

混みやすいのは、どんな数字?

過去の実績から、選ぶ人が集中しやすい数字にはいくつか傾向があります。

逆に言えば、こうした数字を少し外しておくと、当たったときに分け合う人数は少なくなりやすい、ということになります。

念のため

これは「当たりやすくなる方法」ではありません。数字の選び方で当せん確率は変わりません。ここで書いているのは、あくまで当たったあとの分け方の話です。

ロトボットのアプリでできること

ロトボットのロト7アプリには、この話に対応した機能が2つあります。

ひとつは「相乗り回避」です。予想を作るときに、誕生日に使われやすい数字などを偏って多用しない構成を優先して選びます。

もちろん当せん確率は変わりません。当たったときに分け合う人数が少なくなりやすい組み合わせを選ぶ機能です。

もうひとつは統計タブの「当たったら何人で分ける?」。これまでに1等が出た回、それぞれ何人で分け合ったのかを実測でまとめています。

ちなみにロト7は、全687回のうち353回(51.4%)で1等が出ていません。出た回でも平均1.44人と、ロト6やミニロトに比べるとかなり少人数です。

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まとめ
  1. ロト7で2等が3等より安くなった回は2回あります
  2. 第605回は2等868口・6万6,200円、3等132口・60万9,900円でした
  3. 原因はマークシート裏の記入例。6個が本数字、残る19がボーナスに入り、そろって2等になりました
  4. 第273回は銀行サイトの「よく出ている数字」9個が原因と見られています
  5. 当たる確率は数字選びで変わりません。変わるのは分け合う人数だけです
ロト7は公平な抽選であり、すべての組み合わせに等しく当選する可能性があります(1等の当選確率は約1/10,295,472)。この記事は過去の当せん実績にもとづく記録であり、将来の当選や当せん金額を保証するものでも、特定の数字・組み合わせの当選確率が高いことを示すものでもありません。数値は第687回(2026年7月24日抽選)時点までの全データにもとづく実測値です。宝くじは余裕資金の範囲で楽しみましょう。