【重要な訂正】2026年9月29日
この記事には誤りが4つありました。お詫びして訂正します。
①「有意に多く一緒に出ているペアが複数ある」と書いていました。でも組は666通りもあるので、公平な抽せんでも「多い」と判定される組がいくつも出ます。数え直すと、第679回までで「多い」と出た組は28組。でたらめな抽せんをまねても平均約28組で、同じでした。
②計算の間違い:ある2つの数字が同じ回に出る確率を「約15.8%」と書いていましたが、正しくは約3.2%(約32回に1回)です。
③バックテストの数字:本文の表(7回・でたらめ約7.7回)とまとめ(11回・でたらめ7.3回)が食い違っていました。でたらめに20個選んだときの期待も、正しくは約5回です。確かめられない数字なので消しました。いまのアプリ(ガチ25)で測り直すと、7個ぜんぶ入ったのは666回中32回。でたらめの約31回と同じでした(第696回まで)。
④「最近よく出る数字と掛け合わせると精度が上がる」は、確かめた根拠がないので消しました。あとの検証では、前半でいちばん一緒に出ていた組(15番と35番)が、後半は666組中657位でした(検証記事)。
「この数字とこの数字って、よく一緒に出る気がする」
ロト7を楽しんでいると、ふとそんな感覚を持つことがあります。果たして、データ上で「相性のいい数字ペア」は実在するのでしょうか。
今回は過去679回の当せん番号で、数字の組(ペア)が一緒に出た回数を数えます。
先に答えを書きます。一緒によく出た組は見つかります。でも、その数は、でたらめな抽せんで出る数と同じでした。相性のいい数字は見つかりませんでした。
・「ペア共起」と「リフト値」とは何か
・一緒によく出た組は、偶然より多いのか
・ガチ20(当時)での使い方と、いまの成績
・「相性」をどう受け止めればよいか
「ペア共起」とは、2つの数字が同じ回に同時に出現することを指します。例えば「5と12が一緒に出た回数」が、偶然の期待値より多ければ、その2つには「相性がある」と考えることができます。
ただし、単純に「一緒に出た回数が多い」だけでは不十分です。たとえば出現頻度が高い数字は、どのペアでも自然と共起回数が増えます。そこで使うのが「リフト値」という指標です。
リフト値は次のように計算します。
リフト値 = 実際の共起率 ÷ 偶然の期待共起率
リフト値 = 1.0 → ランダムと同じ(相性なし)
リフト値 > 1.0 → 偶然より多く一緒に出ている(相性あり)
リフト値 < 1.0 → 偶然より少ない(相性が悪い)
ロト7は1〜37から7個を選ぶので、ある2つの数字が同じ回に出る確率は、7/37 × 6/36 = 約3.2%(約32回に1回)です。679回なら、1つの組あたり平均で約21回、一緒に出る計算になります。
これより多く一緒に出た組は「リフト値 > 1」になります。ただし、それだけで「相性がある」とは言えません。組は666通りもあるので、偶然でも多い組・少ない組が必ず出るからです。
666通りの組ごとに、一緒に出た回数を数えました。
「偶然にしては多い」と判定される回数(679回中30回以上)に届いた組は、28組ありました。いちばん多い組は36回でした。
では、公平な抽せんではどうでしょう。コンピューターで679回ぶんの抽せんを300通りまねて、同じように数えました。
すると「多い」と判定される組は、平均約28組。実際の28組と同じです。
この記事を書いた当時のガチ20では、ペア共起リフトを次のように使っていました(いまは25個に絞る「ガチ25」に変わっています)。
毎回データを足して点数を計算し直すので、順位は回ごとに変わります。
ただし、計算し直しても「次に一緒に出る確率」が上がるわけではありません。上で見たとおり、組の偏りは偶然の範囲だからです。
当時この欄に書いていた数字は、本文とまとめで食い違っていたため消しました。
いまのアプリ(ガチ25)で、先読みなしに過去へさかのぼって測り直しました。
| 指標(第31〜696回・666回) | ガチ25 | でたらめに25個 |
|---|---|---|
| 7個ぜんぶ25個に入った回 | 32回 | 約31回 |
| 1回あたりに入った個数の平均 | 4.75個 | 4.73個 |
どちらも、でたらめに25個選んだ場合とほぼ同じです。ペア共起を使っても、当たる確率は上がりません。
ロトボットの予想アプリを使ってみる
37個を25個に絞ってから7個を作ります(当たる確率は上がりません)